2年越しの筆プロジェクト「KEMONO fude」講習会を猟友会女性部&リビング新聞社の協力のもと開催いたしました。
当初の募集は10名定員でしたが、30人以上の応募がありました

蔓延防止措置などで 延期になりましたが、 3/26に 無事に 開催することができました。
当日は、あいにくのお天気で警報も出ていましたので、欠席があるかなぁ...と心配していましたが、一人の欠席もなく みなさん 時間よりも早くに着席されていて とても嬉しくなり、 張り切って 筆講習を行いました

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 ↓写真右奥が「谷川工業株式会社」取締役
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アライグマやイノシシの毛で、化粧筆を作りたいなぁ。と思い立ち、 インターネットに出てきた筆会社や毛皮などの皮革取り扱いの会社や、毛皮販売の会社等々 電話をかけまくったワタシ。200件以上は電話しました。

なかなか相手にしてもらえず、「あー、ムリムリ。 訳の分からん ねむたいことを。」と、お叱りを受けることも多々あり、凹む日々でした。
有害駆除で処分される 獣の毛を使った化粧筆なんて、生産数やコスト品質の一定など、諸々のことを考えると難しい話なのは分かる...。 第一、現在の日本では 99%化粧筆の毛は輸入しているし... 分かるんだけど...ソコをなんとかなりませんかね。という   それこそ、訳の分からない、ねむたい話を 真剣に 聞いてくださり、「面白そうだから、 やってみましょうか!」と チャンスを与えて下さった「谷川工業株式会社」の社長さんはじめスタッフのみなさん。
いま、こうして このブログを書いていると 会社に訪問し、「やってみましょか!」の言葉をいただいた帰り道  あんまり嬉しくて、興奮していたので 乗る電車間違えてしまったことを思い出しました

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この社長さんの協力がなければ...
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↑ネーム入り!
この「KEMONO fude」は、できあがりませんでした。


「谷川工業株式会社」さん、私のような1ハンターの「こうなったら良いな」に対して、向き合い 全面的に協力して下さいまして ありがとうございました。

そして、私とともに 打ち合わせに付き合い 化粧筆には有害鳥獣のなかでは アライグマの毛が1番適していると言う 私を信じて、アライグマの洗浄等々 汚い仕事に付き合い  完成まで影の力持ちとして 活動してくれた 猟友会 女性部の Kさん  ありがとう。

ながーい時間かかりましたが
KEMONO fude完成いたしました❗

↓接着の材料(毛の部分と軸の部分の二種類を使い分けています)の配合等々、最終形が出来上がった瞬間
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そして、細々と活動していた 私たちにスポットを当ててくださり、新聞紙面に大きく取り上げ 募集から開催まで  細々した段取りを引き受けてくださった リビング新聞社のK様。
ほんとうにお世話になり、ありがとうございました


当日は、アライグマのスカーフつけてみました
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そして、大幅な人数変更やその他に 対応してくださり 当日まで あたたかく 見守ってくださり、適切なアドバイスを下さった事務局長 Kさん。
どうなることか。と、ドキドキしながらの 開催でしたが、無事に盛況で終えることが出来たのも このような 皆様のお陰です。
ありがとうございました


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‌📢今期の活動のまとめ として、会議を行います。お知らせのお手紙をお送りしていますので、確認ください